AvePoint Cloud Backup

AvePoint Cloud Backup は、Exchange OnlineOneDriveSharePoint OnlineMicrosoft 365 グループTeamsMicrosoft Teams チャットProject Onlineパブリック フォルダーViva EngagePower BIPower AutomatePower Apps など、すべての Microsoft 365 インスタンスをバックアップして、データを保護することができます。これらのオブジェクト タイプはそれぞれ独立してバックアップ・リストアされます。

NOTE

Power Platform および AvePoint Cloud Backup Express 配下のサービス タイプを保護するには、追加のライセンスを購入する必要があります。

AvePoint Cloud Backup サブスクリプションのみを持っている場合の AvePoint Cloud Backup for Microsoft 365

AvePoint Cloud Backup のサービスを使用する際に、以下のことに注意してください。

SharePoint Online、OneDrive、Project Online

NOTE

Microsoft の知らせにより、2026 年 4 月 1 日より、Project Online に対して以下の変更が適用されます。

  • 新しい Project Online PWA サイトの作成はブロックされます。 ユーザーはテナントで新しい Project Online サイト (新しい PWA サイト コレクション) を作成できなくなります。

  • プロジェクトのない既存テナントはブロックされます。 PWA サイトに 1 件以上のプロジェクト含まている既存の Project Online テナントは、引き続き利用可能です。それ以外のテナントはすべてブロックされます。非 WPA データに引き続きアクセスできます。

その結果、セットアップされたが、一度も使用されていない既存の PWA サイトはこの日付以後にアクセスできなくなり、バックアップ中にスキップされます。

  • パフォーマンス向上のため、SharePoint サイト (SharePoint Online サイト、Teams チーム サイト、グループ チーム サイト、Viva Engage コミュニティ サイト、Project Online サイトを含む) の非表示リストがバックアップ範囲に含まれていません。非表示リストをバックアップに含める場合、AvePoint サポートまでお問い合わせください。バックアップに含める非表示リストについては、非表示リスト を参照してください。

  • Microsoft 365 で組織の SharePoint ドメイン名を変更することが可能になりました。詳細については、Microsoft 記事 SharePoint ドメイン名を変更する を参照してください。この変更は SharePoint および OneDrive の URL にのみ影響を与え、メール アドレスには影響を与えません。ドメイン名が変更され、自動検出に更新された後、Cloud Backup for Microsoft 365 は新しい URL を使用して SharePoint Online サイトおよび OneDrive オブジェクトの完全バックアップを実行します。

  • OneDrive 用の AvePoint Cloud Backup サービスは、ドキュメント ライブラリを保護します。それに サイトのノートブック 機能がアクティブ状態である場合は、サイト リソース ライブラリも保護します。

    OneDrive はファイルを安全に保管・共有・アクセスするクラウド サービスであるため、OneDrive 用の AvePoint Cloud Backup サービスが保護の対象とするのは、コンテンツと権限に限られます。

  • パフォーマンス向上のため、OneDrive のバックアップは現在 Microsoft Graph API を使用しています。Graph API は OneDrive コンテンツの保護に重点を置き、ファイル バージョンを保護できないなどいくつかの制限があります。リストア後、ファイルのバージョン番号を保持することはできません。リストアされたファイルのバージョンは1.0 になります。詳細については、OneDrive データ タイプ を参照してください。サポートが必要な場合、AvePoint サポートまでお問い合わせください。

  • API の制限により、Cloud Backup は OneNote ファイルの履歴バージョンを保護することはできません。

  • セキュリティに変更があリ、サイトのコンテンツに変更がない場合、スケジュールされた増分バックアップ ジョブはセキュリティをバックアップしません。今後は、バックアップされていないサイト (SharePoint Online サイト、OneDrive、Microsoft 365 グループ / Teams チーム サイトを含む) のセキュリティの変更は、週に 1 回の増分バックアップに含まれます。

    サイト内にバックアップにエラーが発生したアイテムが存在しますが、次回のバックアップでサイト内のコンテンツに変更がない場合、スケジュールされた増分バックアップ ジョブはこれらのエラーが発生したアイテムをバックアップしません。今後は、週に 1 回の増分バックアップに含まれます。

  • OneDrive サービスや Exchange Online サービスで保護するフォルダーをフィルターする場合、または SharePoint Online サービス、Project Online サービス、Microsoft 365 グループ サービス、Teams サービスのサイト コレクション内のフォルダーまたはリスト / ライブラリをフィルターする場合は、AvePoint サポート チームまでお問い合わせください。Cloud Backup for Microsoft 365 サブスクリプションが保護されたデータ サイズに基づいている場合、サブスクリプション内の使用済みデータ サイズの合計量はフィルター ポリシーによって影響されないことに注意してください。AvePoint は、フィルターされたアイテムのサイズを使用済みデータ サイズの合計量から除外しません。

  • AIP (Azure Information Protection) を介して作成されたラベルが適用されている SharePoint サイト内のファイル、Exchange Online 内のメールボックス アイテム、および適用されている ラベル は、AvePoint Cloud Backup で保護することができます。DKE (二重キー暗号化) の秘密度ラベルが適用されているドキュメントにも対応していますが、権限を持つユーザーのみがそれらのドキュメントにアクセスできます。

  • 既定では、アイテム保管 ライブラリは AvePoint Cloud Backup for Microsoft 365 による保護の対象外となります。この機能を有効化するには、追加のコストが必要です。

  • AvePoint Online Services の自動検出は、孤立した OneDrive を OneDrive のスキャン プロファイルに含めることが可能になりましたが、それらのオブジェクトは Cloud Backup for Microsoft 365 に同期することができません。

  • ユーザーおよびユーザーの個人用サイトが Microsoft 365 に存在し、OneDrive ユーザーがバックアップ範囲に含まれている場合、ライセンス状態にかかわらず、サイトはひいき続き AvePoint Online Services で検出されて保護されることができます。

  • SharePoint Online 用の AvePoint Cloud Backup サービスは コミュニケーション サイト の保護にも対応しています。削除済みの コミュニケーション サイト を元の場所にリストアする際に、バックアップ内の コミュニケーション サイト のカスタム デザインのリストアに対応しています。アプリ プロファイルで登録された コミュニケーション サイト は、既定のデザインのみでリストアできます。コミュニケーション サイトのコメントには現在対応していないことに注意してください。

  • ロックされたサイト コレクションにアクセスできないため、バックアップ ジョブはロック状態を確認し、ロックされたサイト コレクションのバックアップをスキップします。このスキップ操作はジョブ レポートに記録されます。読み取り専用のサイト コレクションは、年 1 回実行される完全バックアップ ジョブでのみバックアップされます。読み取り専用のサイト コレクションには変更を加えることができないため、増分バックアップ ジョブは読み取り専用のサイト コレクションをスキップします。

  • アプリ プロファイルを使用して、Project Online サイト コレクションをスキャンすることができます。この場合、サービス アカウントはサイト コレクション管理者ロールを必要としません。だたし、Project Online データは、アプリ コンテキスト (アプリ プロファイル認証を使用している) で保護できません。Project Online をバックアップおよびリストアするには、十分な権限を持つサービス アカウントが必要です。サービス アカウントの必要な権限については、サービス アカウント認証 を参照してください。Project Online データ タイプの場合、以下の点に注意してください。

    • Project Online 用の AvePoint Cloud Backup サービスは、Project の権限モード 機能のリストアに対応しています。

    • Project Online サービスは Project for the web データを保護できず、Microsoft 365 サブスクリプション Project Online デスクトップ クライアント介して追加されたデータに完全に対応していません。例: カスタム フィールド

    • 保護されているデータ タイプの詳細については、Project Online データ タイプ を参照してください。

Exchange Online、パブリック フォルダー

NOTE

2026 年 3 月 31 日より、Microsoft は Exchange Online における EWSEnabled テナント全体スイッチの挙動を更新しました。EWS は、組織レベルとユーザー レベルの EWSEnabled フラグの両方が True である場合にのみ許可されます。いずれかのレベルで EWS が無効になっている場合、EWS を使用するために両方のレベルで有効にしてください。詳細については、お知らせ を参照してください。

  • Exchange Online サービスでは、ユーザーのプライマリ メールボックス内の 回復可能なアイテム フォルダーの保護を選択することが可能になりました。この機能を有効にする場合は、サポートまでお問い合わせください。追加のコストが必要であることに注意してください。現在、回復可能アイテム で 削除消去バージョン、および DiscoveryHolds サブフォルダーに対応しています。回復可能なアイテムの詳細については、Microsoft 記事 Exchange Online の回復可能なアイテム フォルダー を参照してください。バックアップ データ ツリーで、mailbox address/Recoverable Items folder (System) ディレクトリ内のデータを検索することができます。別の場所へのリストアを選択する場合、このフォルダーをリストア先として指定することはできません。元のメールボックスにリストアされるこのフォルダーのバックアップ データは 回復可能なアイテムフォルダー (システム) _ リストア済み の名前を使用します。API の制限により、このフォルダーのディレクトリは、Microsoft 365 の優先表示言語にかかわらず、常に英語で表示されます。

  • パフォーマンス向上のために、メールボックス (Exchange Online メールボックス、グループ メールボックス、チーム グループ メールボックスを含む) の非表示フォルダーがバックアップから除外されています。非表示フォルダーをバックアップに含める場合、AvePoint サポートまでお問い合わせください。

  • OneDrive サービスや Exchange Online サービスで保護するフォルダーをフィルターする場合、または SharePoint Online サービス、Project Online サービス、Microsoft 365 グループ サービス、Teams サービスのサイト コレクション内のフォルダーまたはリスト / ライブラリをフィルターする場合は、AvePoint サポート チームまでお問い合わせください。Cloud Backup for Microsoft 365 サブスクリプションが保護されたデータ サイズに基づいている場合、サブスクリプション内の使用済みデータ サイズの合計量はフィルター ポリシーによって影響されないことに注意してください。AvePoint は、フィルターされたアイテムのサイズを使用済みデータ サイズの合計量から除外しません。

  • パブリック フォルダー 用の AvePoint Cloud Backup サービスは、パブリック フォルダーのコンテンツおよび権限を元の場所へリストアすることにのみ対応しています。Cloud Backup for Microsoft 365 は、アプリ プロファイル認証を使用してパブリック フォルダー メタデータのバックアップに対応しました。パブリック フォルダー メタデータを保護するには、Microsoft Entra ID でパブリック フォルダー メタデータのバックアップが有効になっており、Exchange 管理者のロールがアプリに割り当てられていることを確認してください。AvePoint Online Services インターフェイスでパブリック フォルダー用に構成した偽装アカウントは、2023 年 6 月のリリース以降、Cloud Backup for Microsoft 365 に同期されること、アプリ コンテキストのクラウド バックアップは、パブリック フォルダーのバックアップとリストアに偽装アカウントのみを使用していることに注意してください。新しいお客様の場合は、設定 > バックアップ ページに移動して偽装アカウントを構成する必要があります。詳細については、設定の構成 を参照してください。

  • Multi-Geo が有効になっているサブスクリプションの場合、パブリック フォルダーは AOS の中央場所でのみ保護可能です。

  • Exchange Online メールボックスおよびパブリック フォルダーの固有 ID として、メールボックス アドレスの代わりにオブジェクト ID を使用します。この変更は、Cloud Backup for Microsoft 365 サービスおよびスタンドアロン ツールの両方で行われました。これにより、同じアドレスで再作成されたメールボックスは同じものと認識されなくなります。そのため、リストア、エクスポート、または削除のためのすべてのバックアップ データを確実に検索するように、より広範囲な検索が必要になる場合があります。名前が変更されたメールボックスは、以前のバックアップ データが関連付けられた新しい名前でのみ検索でき、変更前の名前がその行に表示されます。

  • Exchange Online サービスは 検索フォルダー の保護に対応していません。

Microsoft 365 グループ、Microsoft Teams

  • Teams サービスは、中国の 21Vianet が運営する Microsoft 365 を使用しているお客様に対して利用することが可能になりました。ホストされているコンテンツに対応していないため、バックアップでスキップされることに注意してください。

  • チーム メールボックスを保護するには、チーム内の 1 名以上の所有者 / メンバーが Exchange Online 製品ライセンスを持っている必要があります。

  • パフォーマンス向上のために、メールボックス (Exchange Online メールボックス、グループ メールボックス、チーム グループ メールボックスを含む) の非表示フォルダーがバックアップから除外されています。非表示フォルダーをバックアップに含める場合、AvePoint サポートまでお問い合わせください。

  • AvePoint Cloud Backup for Microsoft 365 は、Microsoft 365 内のグループおよびチームの状態を確認し、論理的に削除されたグループおよびチーム (30 日間の保持時間内) を Microsoft 365 ごみ箱からリストアするためのオプションを提供することが可能になりました。

  • Teams の共有 / プライベート チャネルをバックアップする際にサービス アカウント認証を使用している場合、サービス アカウントは共有 / プライベート チャネルの所有者である必要があります。

Teams チャット

  • Teams チャット サービスは、Teams の 1:1 のチャットとグループ チャットを保護することができます。

  • Teams チャット バックアップ サービスを有効化する前に、Microsoft 365 ユーザーをスキャンし、Microsoft Graph Teams Export API へのアクセスを要求できるように、Microsoft 365 の自動検出用の Cloud Backup for Microsoft 365 (すべての権限) アプリ プロファイルまたは カスタム アプリ プロファイル を登録する必要があります。アプリ権限については、Microsoft 365 アプリ プロファイルの必須権限 を参照してください。

    2023 年 5 月 18 日より、オンライン フォーム および保護された API 承認プロセスが必要ではなくなったことに注意ください。ユーザーなしでアクセスするための要件 (https://learn.microsoft.com/ja-jp/graph/auth-v2-service) が満たされている限り、保護された API を呼び出すことができます。

  • Cloud Backup for Microsoft 365 の Microsoft Teams チャット サービスは、Microsoft Graph Teams Export API モデル B を使用して、Microsoft Teams チャットから Teams チャット メッセージを取得してバックアップします。Teams Export API モデル B は、Microsoft Graph API を通じて、大規模な Teams データを高い信頼性で効率的にエクスポートすることができます。

    2025 年 8 月 25 日より、Teams Export API (モデル B) の使用料の請求は Microsoft によって停止されました。この日付以降、課金イベントは登録されず、クライアント側での変更も不要となります。詳細については、Microsoft 記事 Microsoft Graph の従量制課金 API とサービスの概要 および Microsoft Graph の従量制課金 API とサービス を参照してください。

    NOTE

    Microsoft 365 管理センターのメッセージ数は、レポートのエクスポート時に定義した特定の期間のものであり、合計量全体ではありません。さらに、Microsoft Export API はユーザー レベルでのエクスポートのみに対応しているため、複数ユーザーが存在するグループ チャットがある場合、これらのすべてのユーザーが範囲に含まれている場合、同じメッセージが複数回エクスポートされます。つまり、Cloud Backup によってバックアップされるメッセージ数は、Microsoft 管理センターのレポートのメッセージ数より多くなる可能性があります。必要に応じて、エクスポートのユーザー範囲を制限することもできます。例えば: Microsoft 365 管理センターのレポートで、過去 180 日間の Teams チャット メッセージ数が 1000 件であることを示しています。1 年を通して約 2000 件のメッセージ数になります。Microsoft 365 エクスポート API には重複排除論理がないため、これらのすべてのユーザーが範囲に含まれている場合、同じメッセージが複数回エクスポートされます。つまり、すべてが 1:1 のチャットである場合、メッセージ数は約 4000 件メッセージに倍増します。チャットのほとんどが複数のユーザーによるグループ チャットである場合、メッセージ数はさらに高くなります。

  • Cloud Backup for Microsoft 365 は Teams Export API モデル B を使用して Teams チャットをバックアップします。内部ユーザーが開始したチャット (外部ユーザーが含まれている場合でも) を完全に保護できます。外部ユーザーが開始したチャットの場合、テキストのみを保護できます。ユーザーがグループから削除されている場合、グループ チャット メッセージを保護することはできません。

Viva Engage

  • Viva Engage のデータを保護するには、Microsoft 365 アプリ (すべての権限) または Cloud Backup for Microsoft 365 アプリ (すべての権限)、および Viva Engage アプリが必要です。Viva Engage アプリの認証ユーザーが Viva Engage 製品ライセンスを持っており、認証管理者 ロールまたは Yammer 管理者 ロールを持っている必要があります。または、委任されたアクセス許可を持つカスタム Azure アプリを使用することができます。Viva Engage アプリの構成に関する詳細については、アプリ プロファイルの作成 を参照してください。Viva Engage サービスは現在、インプレース リストア (元の場所へのリストア) にのみ対応しています。つまり、Viva Engage コミュニティが既に存在し、ファイルおよび会話のエクスポート機能も備えている必要があります。中国の 21Vianet が運営するデータ センターの Microsoft 365 サービスは Viva Engage に対応していないため、このようなデータ センターで Viva Engage バックアップ サービスにも対応されていないことに注意してください。

  • Microsoft 365 が Microsoft 365 グループ サービスで保護されている Viva Engage コミュニティに接続されている場合、Viva Engage サービスを有効にすると、接続されているグループが Microsoft 365 グループ サービスから削除されます。Viva Engage サービスを再度無効にしても、それらのグループは Viva Engage でのみ保護されます。Cloud Backup ジョブは、これらの Viva Engage コミュニティのために新しいバックアップ サイクルを開始します。ただし、以前に Microsoft 365 グループとしてバックアップされたデータはデータの保持期間が終了するまで削除されません。

Power BI

  • Power BI サービスは新しいワークスペース エクスペリエンス内の Power BI コンテンツのみを保護することができます。(個人用ワークスペースがクラシック ワークスペースであるため、サポートされていません。)

  • Cloud Backup for Microsoft 365 を使用して Power BI データを保護するには、Power BI オプションが選択されている Microsoft 委任アプリ、または委任されたアクセス許可を持つカスタム Azure アプリ用のアプリ プロファイルを構成する必要があります。Power BI 用の委任アプリに追加する必要がある権限一覧については、アプリ プロファイル認証 を参照してください。Power Platform のオブジェクト タイプ用のサービス アカウント認証を使用したスキャン プロファイルを使用している場合、自動検出スキャン ジョブとクラウド バックアップ ジョブはサービス アカウント認証を引き続き使用できます。

  • サービス アカウント認証または委任アプリを使用して Power BI データを保護する場合、サービス アカウントまたは委任アプリの認証ユーザーは、Power BI Pro ライセンスと Premium Per User (PPU) ライセンスのいずれかおよび Fabric 管理者 ロール (以前の Power BI 管理者 ロール) を持つ必要があります。

  • Power BI サービスを有効化する前に、テナント設定の レポートのダウンロード 機能が有効になっていることを確認してください。既定では、この機能が有効になっています。また、Power BI 向けのクラウド バックアップ サービスは現在ダウンロードできる .pbix Power BI ファイルのみを保護することができます。Power BI からレポートをダウンロードする際の制限事項については、レポート .pbix ファイルをダウンロードするときの制限事項 を参照してください。エクスポートされた .pbix ファイルには、ダウンロードするレポートとデータセット (レポートの基準となったデータ) の両方が含まれています。これは、Power BI の “レポートとデータのコピー” ダウンロード モードと同じです。Power BI レポートは Dataverse のデータを使用して作成されている場合、レポートと Dataverse 内のデータの両方は保護されません。

  • サービス アカウント認証を使用して Power BI データを保護する場合、または委任アプリを使用して AOS で Power BI ワークスペースをスキャンする場合、自動検出スキャン ジョブはサービス アカウントまたは委任アプリの認証ユーザーをワークスペース管理者として自動追加します。

  • API の制限 により、Power BI のバックアップ ジョブは 1 時間毎に最大 200 件のワークスペースをバックアップできます。

  • Power BI サービスでは、1 GB を超える小さなセマンティック モデルのストレージ形式の Power BI レポートを保護することができます。

Power Automate

  • Power Automate サービスはクラウド フローのみを保護することができます。

  • Cloud Backup for Microsoft 365 を使用して Power Automate フロー データを保護するには、Microsoft 委任アプリまたは委任されたアクセス許可を持つカスタム Azure アプリを構成する必要があります。Power Automate 用の委任アプリに追加する必要な権限の一覧については、Microsoft 委任アプリの必須権限 を参照してください。Power Platform のオブジェクト タイプ用のサービス アカウント認証を使用したスキャン プロファイルを使用している場合、自動検出スキャン ジョブとクラウド バックアップ ジョブはサービス アカウント認証を引き続き使用できます。

  • 委任アプリを使用して Power Automate データを保護する場合、委任アプリの認証ユーザーは グローバル管理者環境管理者 / システム管理者 のいずれかである必要があります。サービス アカウント認証を使用して Power Automate データを保護する場合、サービス アカウントは グローバル管理者 である必要があります。

  • バックアップ ジョブはサービス アカウントまたは委任アプリの認証ユーザー (アプリのパーミッションを承諾したユーザー) をフロー所有者として自動追加します。Microsoft 既定のロジックにより、認証ユーザーがフロー所有者として追加されると、対応するフローが既存フロー所有者の マイ フロー > 自分と共有 タブに表示されます。

Power Apps

  • Power Apps サービスが公開済み標準キャンバス アプリおよびコンポーネント ライブラリにのみ保護できます。リストア アクションに対応しておらず、バックアップ データはエクスポートのみできます。対応状況一覧については、Power Apps データ タイプ を参照してください。

  • Cloud Backup for Microsoft 365 を使用して Power Apps データを保護するには、Power Apps オプションが選択されている Microsoft 委任アプリまたは委任されたアクセス許可を持つカスタム Azure アプリ用のアプリ プロファイルを構成する必要があります。Power Apps 用の委任アプリに追加する必要がある権限一覧については、Microsoft 委任アプリの必須権限 を参照してください。Power Platform のオブジェクト タイプ用のサービス アカウント認証を使用したスキャン プロファイルを使用している場合、自動検出スキャン ジョブとクラウド バックアップ ジョブはサービス アカウント認証を引き続き使用できます。

  • サービス アカウント認証または委任アプリを使用して Power Apps データを保護する場合、サービス アカウントまたは委任アプリの認証ユーザーは グローバル管理者 および 環境管理者 / システム管理者 のいずれかであり、かつ Power Apps for Microsoft 365 ライセンスを持っている必要があります。

  • バックアップ ジョブはサービス アカウントまたは委任アプリの認証ユーザーを、アプリの共同所有者およびフロー所有者 (アプリに関連するフローが存在する場合) として自動追加します。

Microsoft 365 バックアップで対応・未対応のデータ タイプの詳細情報については、以下を参照してください。

バックアップ スケジュール

既定では、バックアップ サービスはスケジュール バックアップを自動的に実行し、バックアップ データを圧縮して暗号化します。オブジェクト タイプのスケジュールは初回のバックアップ ジョブから開始されます。配布 MSP のお客様の最初のバックアップ ジョブは、バックアップ ウィザードが設定されてから 24 時間後に開始されることに注意してください。

新しいお客様に対して、既定ではバックアップの頻度を 1 日 1 回に調整しました。翌日の 2 回目のバックアップ ジョブは、最初のバックアップ ジョブの開始時刻の 10 時間後に実行されるように設定されました。これにより、バックアップがすべて夜間に実行され、最高のスループットを確保します。後続のジョブは自動的にスケジュールを継承します。その間に、バックアップ ジョブのバックアップ頻度および開始時刻を調整することができます。

NOTE

AvePoint は、バックアップ頻度を 1 日 4 回に設定している場合でも、1 日 4 回のバックアップの完了を保証することはできません。データ サイズなどさまざまな要因がジョブ パフォーマンスに影響を与え、AvePoint のコントロールの制御を超過しています。スケジュールされたバックアップが開始される予定ですが、前のバックアップは進行中の場合、新しいジョブはスキップされます。

前回のバックアップ ジョブでエラーが発生したアイテムが存在する場合、バックアップ ジョブを手動で実行することもできます。バックアップ ジョブの手動実行の詳細については、バックアップの監視・管理 を参照してください。

ストレージ場所

バックアップ データの保存先は、AvePoint によって提供されている既定ストレージ場所、もしくはカスタム ストレージ場所から選択することができます。ストレージ場所を既定のものから自分のストレージに変更したい場合は、AvePoint サポートに連絡してサブスクリプションを更新し、既定のストレージを自分のストレージに変更してください。

現在、AvePoint の既定ストレージで以下のストレージ タイプがサポートされています。

  • Microsoft Azure BLOB ストレージ
  • Amazon S3

  • Google Cloud Storage

BYOS (ストレージ持ち込み) で以下のストレージ タイプがサポートされています。

  • Azure BLOB ストレージ

  • Amazon S3

  • Amazon S3 互換ストレージ

  • FTP

  • SFTP

  • Dropbox

  • IBM Storage Protect-S3

  • IBM Cloud Object Storage

  • Google Cloud Storage

AvePoint の既定ストレージ の使用を選択する場合、以下から AvePoint の既定ストレージ場所のストレージ タイプを選択することができます。

  • Google Cloud Storage

    NOTE

    このストレージ タイプは、Multi-Geo が有効になっているお客様に対して利用不可であり、以下の Google Cloud Platform (GCP) データ センターでのみ利用可能です。

    • GCP - オーストラリア南東部 (シドニー)

    • GCP - 西ヨーロッパ (エームスハーフェン、オランダ)

    • GCP - 日本 (東京)

    • GCP - 米国東部 (モンクス コーナー)

    • GCP - 韓国 (ソウル)

  • Microsoft Azure BLOB ストレージ

    Microsoft Azure BLOB ストレージ を既定のストレージ タイプとして選択した場合、データは AvePoint Online Services で登録したデータ センターに保存されます。利用可能なデータ センターの詳細については、Microsoft Azure クラウド プラットフォーム を参照してください。

    NOTE

    2025 年 10 月のリリースで、アラブ首長国連邦 (ドバイ) が新しいデータ センターとして利用可能になりました。2025年12月のリリースで、カタール中部 (ドーハ) も新しいデータ センターとして利用可能になりました。

    オーストラリア南東部 (ビクトリア州) データ センターで AvePoint Online Services にサインアップし、バックアップ データの保存に AvePoint Azure ストレージ を使用するサブスクリプションを購入した場合、既定のストレージ地域は オーストラリア南東部 (ビクトリア州) となり、その他のオプションのストレージ地域は ニュージーランド北島 (オークランド) となります。Cloud Backup for Microsoft 365 インターフェイスに初めてサインインする場合、ウィザードで 2 つのオプションから選択することができます。

  • Amazon S3 ストレージ

    NOTE

    AvePoint Amazon S3 ストレージは 21Vianet が運営するデータ センターで利用できません。

    Amazon S3 ストレージ を既定のストレージ タイプとして使用する場合は、AOS にサインアップしたデータ センターと Amazon S3 ストレージのデータ センター間のマッピングについては、以下の表を参照してください。

    AOS にサインアップしたデータ センター (本拠地)Amazon S3 ストレージ データ センター (ストレージ リージョン)
    米国東部 (バージニア)米国東部 (バージニア北部)
    北ヨーロッパ (アイルランド)欧州 (アイルランド)
    東南アジア (シンガポール)アジアパシフィック (シンガポール)
    オーストラリア南東部 (ビクトリア)アジアパシフィック (シドニー)
    西日本 (大阪)アジアパシフィック (東京)
    イギリス南部 (ロンドン)欧州 (ロンドン)
    カナダ中部 (トロント)カナダ (中部)
    ドイツ中西部 (フランクフルト)欧州 (フランクフルト)
    韓国中部 (ソウル)アジアパシフィック (ソウル)
    フランス中部 (パリ)欧州 (パリ)
    スイス北部 (チューリッヒ)欧州 (チューリッヒ)
    南アフリカ北部 (ヨハネスブルグ)アフリカ (ケープタウン)
    アラブ首長国連邦 (ドバイ)中東 (アラブ首長国連邦)
    西ヨーロッパ (オランダ)×
    カタール中部 (ドーハ)×

データの冗長性については、以下のことに注意してください。

  • Microsoft Azure BLOB ストレージ の場合、ローカル冗長ストレージ (LRS) はデータを複製する既定のオプションです。
  • Amazon S3 ストレージ の場合、オブジェクトは AWS リージョン内の 3 件以上のアベイラビリティー ゾーンにまたがる複数のデバイスに冗長的に保存されます。

  • Google Cloud Storage の場合、データは 1 つのリージョン内の利用可能なゾーンにまたがって保存されます。

自分のストレージを使用する場合、Amazon S3Amazon S3-CompatibleDropboxFTPMicrosoft Azure BLOBSFTPIBM Storage Protect – S3IBM Cloud Object StorageGoogle Cloud Storage のストレージ タイプから 1 件を選択できます。

BYOS (ストレージ持ち込み) のサブスクリプションを購入したが、現在バックアップ データの保存に AvePoint の既定ストレージを使用している場合、バックアップ ジョブが成功できず、BYOS ストレージの構成を更新するために 7 日ごとにメール通知が送信されます。

自分のストレージ (BYOS) を使用している場合は、以下のことに注意してください。

  • ストレージで不変性ポリシーが有効になっている場合、保護されていないデータの削除・データ保持・手動削除・データ サブジェクト アクセス リクエスト (DSARs) などすべてのデータ削除操作はブロックされます。ポリシーが変更されない限り、これらのポリシーによって管理されているデータは変更または削除できません。ただし、データを参照しているインデックスは破壊され、データは回復できなくなります。

  • 2023 年 12 月のリリース以降、Cloud Backup は既定で新しいバックアップ データをコールド層に書き込みます。これにより、ストレージ コストを節約できます。対応している Azure アカウントの種類は、標準 パフォーマンス タイプの ストレージ V2BLOB ストレージ です。既存のお客様の場合、以前のバックアップ データは引き続きクール層に保存されます。このインテリジェントな階層化は、システムに追加された BYOS ストレージにも拡張されています。

    Azure BLOB ストレージを低コストかつ高効率な方法で使用するために、バックアップ データをアーカイブ層に保存することができます。2023 年 12 月リリース以降に新しいお客様に対して、AvePoint は新しいバックアップ サイクルが既定で 180 日以上経過した場合、アーカイブを古いバックアップ サイクルに設定します。以前にアーカイブ設定を構成した既存のお客様の場合、現在の設定を継続して使用できます。

    BLOB アクセス層およびアクセス層の変更方法の詳細については、Microsoft 記事 Azure Blob ストレージ: ホット、クール、アーカイブ ストレージ層 を参照してください。

  • 独自の Azure ストレージ アカウントの上限に達した場合、新しい Microsoft Azure BLOB ストレージ アカウントを追加できるようになりました。標準ストレージ アカウントの最大ストレージ アカウント容量は 5 PiB です。容量を増やすには、Microsoft Azure サポートまでお問い合わせください。現在、追加できる補充のストレージ アカウントは 1 件のみで、これは Azure の BYOS を使用しているお客様のみ実行可能です。

  • バックアップ データは、保持期間の経過後にストレージから削除されます。既定のストレージ場所を使用する場合、保持期間が数年 (1 ~ 99) または無制限のサービス サブスクリプションを購入することができます。

  • リストア ジョブを実行する際に、リストア ジョブによるデータをアーカイブ層から自動復元を許可するか、ストレージ内のバックアップ データのアクセス層を手動で変更するかを選択できます。

    リストア ジョブはまずアーカイブ層のデータ セットを復元します。このため、このリストア ジョブは前回より長い時間がかかる場合があります。リストア ジョブは、アーカイブ層のバックアップ データを自分のストレージにリストアすることにも対応します。既定の AvePoint ストレージを使用する場合は、リストア ジョブはデータを自動復元します。

  • AvePoint Azure ストレージを使用している場合、エクスポート ジョブはアーカイブ層からのバックアップ データの自動復元にも対応します。この機能は、BYOS を使用しているお客様には未対応です。

保持

自分のストレージ デバイスまたは AvePoint の既定ストレージを使用し、かつ無制限のデータ保持契約を購入した場合、各サービス タイプのデータ保持期間をカスタマイズすることができます。Teams チャット サービスは保持ポリシーに対応しないため、Teams チャットのすべてのバックアップ データはサブスクリプションの有効期限まで保持されます。日単位の保持ポリシーを有効にするには、AvePoint サポートまでお問い合わせください。

データを削除する前に、サービス データの削除に関する通知メールが送信されます。保持期間を延長するか、データをエクスポートする (有料サービス) ことができます。

Power Apps および Power Automate 以外に、コンテナー レベルで保持設定をカスタマイズすることができます。サービスおよびコンテナーに対して、1 年未満 (30 日 ~ 365 日) の保持期間を構成することができます。

Classic DocAve Backup から Cloud Backup に移動し、Cloud Backup で生成されたバックアップ データが構成した保持期限に達した場合、Classic DocAve Backup によって生成されたレガシ バックアップ データも削除されます。

レポート センター

サブスクリプションの使用、ジョブの操作を監視することにより、アプリケーション管理者はリソース配分状況を全体的に把握し、ジョブの進行状況と詳細を確認および分析し、サービスの利用状況の傾向を予測し、異常なアクティビティに関する通知を受信することができます。

詳細については、以下の説明を参照してください。

パブリック API の使用

Cloud Backup for Microsoft 365 のパブリック API を使用してサブスクリプションの使用、ジョブ情報、バックアップの頻度、保持ポリシー、Cloud Backup for Microsoft 365 によって検出された異常なアクティビティの基本情報を取得することができます。API を使用してリストア ジョブを実行することもできます。詳細については、パブリック API の使用 を参照してください。