Gmail 移行のカスタム機能

    Gmail 移行に複数のカスタム機能が提供されています。機能を使用するには、以下の情報を参照してください。

    • UseGraphMode – すべての Gmail 移行では、EWS の代わりに Graph API を使用するかどうかを定義します。

      すべての Gmail から Exchange Online への移行で Graph API を使用する場合、カスタム機能 セクションに UseGraphMode=true 文字列を追加することができます。

      NOTE
      • EWS を Graph API に切り替える前に、対応状況一覧 を参照して制限事項を確認してください。

      • Gmail から Exchange Online への移行では、EWS を Graph API に切り替えて、増分移行ジョブを継続して実行することができます。後で Graph API から EWS に戻す場合は、増分移行ジョブを継続して実行できます。

    • InvalidLicenseTypes – Gmail 移行では、移行先メールボックスが Exchange Online Kiosk・Microsoft 365 & Office 365 F1・Microsoft 365 & Office 365 F3 である場合、移行に Graph API が自動的に使用されます。その他のライセンスが割り当てられているメールボックスの移行に自動的に Graph API を使用する場合、InvalidLicenseTypes=" " 文字列を追加して、ライセンスのサブスクリプション ID を値として入力します。例: InvalidLicenseTypes=SPE_E3。複数のライセンス ID を追加するには、各 ID をセミコロン (;) で区切ります。例: InvalidLicenseTypes=SPE_E3; SPE_E5

    • EnableGraphModeForInvalidLicense – 個別のライセンスが割り当てられているメールボックスの移行に Graph API を使用するかどうかを定義します。既定では、これらのメールボックスの移行に Graph API が自動的に使用されます。これらのメールボックスの移行に EWS を使用する場合、カスタム機能 セクションに EnableGraphModeForInvalidLicense=false 文字列を追加します。

    • CreateResourceMailboxAutomatically – プロジェクト マッピングで構成された移行先リソース メールボックスが存在しない場合、移行先でリソース メールボックスを作成するかどうかを定義します。

      既定では、この機能は有効に設定されています。プロジェクト マッピングで構成された移行先リソース メールボックスが存在しない場合、Fly は移行先で新しいリソース メールボックスを作成します。

      プロジェクト マッピングで構成された移行先リソース メールボックスが存在しない場合に移行先でリソース メールボックスを作成しない場合、カスタム機能 セクションに CreateResourceMailboxAutomatically=false 文字列を追加して、この機能を無効にすることができます。この場合、移行元メールボックスの移行は失敗します。

    • CreateResourceMailboxType – 移行先に作成されるリソース メールボックスのタイプを定義します。既定では、Fly は移行先に移行元と同じタイプのリソース メールボックスを作成します。

      CreateResourceMailboxType=number 文字列を追加し、number を以下のいずれかの数値に置き換えることでリソース メールボックスのタイプを定義することができます。

      • 0 – 移行先に移行元と同じタイプのリソース メールボックスを作成します。

        • 移行元のリソース メールボックスのタイプが 会議スペース の場合、Fly は移行先に 会議室 タイプのリソース メールボックスを作成します。

        • 移行元のリソース メールボックスのタイプが その他のリソース の場合、Fly は移行先に 備品用 タイプのリソース メールボックスを作成します。

        • 移行元のリソース メールボックスのタイプが (カテゴリ未設定) の場合、リソース メールボックスの移行は失敗となります。

      • 1備品用 タイプのリソース メールボックスを作成します。

      • 2会議室 タイプのリソース メールボックスを作成します。

    • CreateSharedMailboxAutomatically – プロジェクト マッピングで構成された移行先共有メールボックスが存在しない場合、移行先で共有メールボックスを作成するかどうかを定義します。

      既定では、この機能は有効に設定されています。プロジェクト マッピングで構成された移行先共有メールボックスが存在しない場合、Fly は移行先で新しい共有メールボックスを作成します。

      プロジェクト マッピングで構成された移行先共有メールボックスが存在しない場合に移行先で共有メールボックスを作成しない場合、カスタム機能 セクションに CreateSharedMailboxAutomatically=false 文字列を追加して、この機能を無効にすることができます。この場合、移行元メールボックスの移行は失敗します。

    • ExpandGroupMemberInMicrosoft365Group – Google グループ (A) を移行先 Microsoft 365 グループに移行する場合、移行元 Google グループ (A) のメンバーである Google グループ (B) 内のメンバーを移行するかどうかを定義します。既定では、Google グループ (B) を移行しません。

      Google グループ (B) 内のメンバーを移行する場合は、カスタム機能 セクションに ExpandGroupMemberInMicrosoft365Group=true 文字列を追加して、この機能を有効にすることができます。ただし、Google グループ (B) を移行することはできません。

    • GetGmailItemByTimeFilter – 移行ポリシーで構成されたメールの時間範囲内のメールのみを取得して移行するかどうかを定義します。

      既定では、この機能は無効になっています。Fly はすべてのメールを取得します。移行ポリシーでメールの時間範囲が構成されている場合、Fly はすべてのメールを取得してから、構成された時間範囲内のメールを移行します。これは移行のパフォーマンスに影響を与える可能性があります。

      構成されたメールの時間範囲内のメールのみを取得して移行する場合、カスタム機能 セクションに GetGmailItemByTimeFilter=true 文字列を追加して、この機能を有効にすることができます。

      NOTE

      この機能を有効にすると、削除を同期する 機能は使用できなくなります。

    • FilterOutEventAttachmentSizeOver – 移行で移行できるイベント添付ファイルのサイズしきい値を定義します。

      既定では、この機能は無効になっています。すべてのイベントとイベントの添付ファイルは移行されます。

      移行で一部のイベントの添付ファイルをフィルターする 場合は、カスタマイズ機能 セクションに FilterOutEventAttachmentSizeOver=" " 文字列を 追加 して、正の整数をサイズしきい値として入力します。単位は MB です。例: FilterOutEventAttachmentSizeOver=100。次に、Fly は移行で各イベントのすべてタイプの添付ファイルを確認します。すべての添付ファイルの合計サイズがしきい値を超過する場合は、Fly はイベントの添付ファイルを移行せずに、イベントのみを移行します。

    • IncludeCategoryOnlyDataAsArchivedData – 移行元 ソーシャル新着フォーラムプロモーション カテゴリにのみ存在するデータを移行先 アーカイブ フォルダーに移行するかどうかを定義します。既定では、これらのデータはアーカイブ範囲に含まれず、移行元分類の対応するフォルダーに移行されます。

      これらのデータを移行先 アーカイブ フォルダーにも移行する場合、カスタム機能 セクションに IncludeCategoryOnlyDataAsArchivedData=true 文字列を追加して、この機能を有効にすることができます。

    • IsCheckLabelChange – 移行ポリシーで ラベルをカテゴリとして移行する オプションを選択した場合、増分移行ジョブで移行元で更新された移行先アイテム ラベルを管理するかどうかを定義します。

      既定では、この機能は無効になっています。移行元で更新された移行先アイテム ラベルは、増分移行ジョブでは更新されません。

      アイテム ラベルの更新を移行する場合は、カスタム機能 セクションに IsCheckLabelChange=true 文字列を追加して、この機能を有効にすることができます。

      NOTE

      この機能を有効にすると、増分ジョブの効率は影響されます。

    • MigrateCalendarDateTime – 移行するカレンダー アイテムをフィルターします。終了日時が機能文字列の構成日時より後であるカレンダー アイテムを移行します。既定では、すべての移行元のカレンダー アイテムを移行します。

      移行するカレンダー アイテムをフィルターする場合、MigrateCalendarDateTime=" " 文字列を追加し、yyyy-mm-dd hh:mm:ss (2022-07-08 18:15:15:20) の形式で目的の日時を値として入力します。例: MigrateCalendarDateTime=2022-07-08 18:15:20

      NOTE
      • 定期的なカレンダー アイテム内のいずれかのアイテムの終了日時が構成した日時より後である場合、その定期的なカレンダー アイテムのすべてのアイテムが移行されます。
      • このカスタム機能が構成されると、削除を同期する 機能は使用できなくなります。
    • MigratePrimaryCalendarOnly – 移行元プライマリ カレンダーのみを移行するかどうかを定義します。既定では、この機能は無効になっています。移行元 マイカレンダー ラベルにあるカスタム カレンダーも移行されます。

      移行元プライマリ カレンダーのみを移行する場合は、カスタム機能 セクションに MigratePrimaryCalendarOnly=true 文字列を追加して、この機能を有効にすることができます。

    • TimeZoneMappings – Exchange でサポートされていない移行元タイム ゾーンのマッピングを定義します。移行元のタイム ゾーンが Exchange でサポートされていない場合、移行元のカレンダー アイテムの移行は失敗します。

      移行元アイテムを移行する場合、TimeZoneMappings=<Source Time Zone ID:Destination Time Zone ID> 文字列を追加し、移行元および移行先のタイム ゾーン ID を値として入力します。例: TimeZoneMappings=<America/Los_Angeles:China Standard Time>

      複数の移行元タイム ゾーンをマッピングするには、TimeZoneMappings=<Source Time Zone ID 1:Destination Time Zone ID 1><Source Time Zone ID 2:Destination Time Zone ID 2> の形式で機能文字列を追加します。例: TimeZoneMappings=<America/Grand_Turk:Eastern Standard Time><America/Santiago:SA Western Standard Time>

      対応していない移行元タイム ゾーン ID については、ジョブ レポートの失敗したカレンダー アイテムのコメントで確認できます。移行先タイム ゾーン ID の詳細については、タイム ゾーン のテーブルを参照してください。

    • FolderMappings – 移行元フォルダーが以下のいずれかの状況に該当する場合のマッピングを定義します。

      • Gmail システム フォルダーのサブフォルダーを移行する際に、移行元 Gmail メールボックスの言語が英語、中国語、日本語、フランス語、ドイツ語、スウェーデン語、アラビア語、スペイン語、ポルトガル語ではない場合、Fly はサブフォルダーが存在する移行元のシステム フォルダーを認識できず、またサブフォルダーの移行先になるシステム フォルダーも認識できないため、サブフォルダーを移行することはできません。

      • サブフォルダーを移行する場合、folderMappings=<Source Chats Name:Chats><Source Drafts Name:\Drafts><Source Important Name:Important><Source Sent Name:Sent><Source Spam Name:Spam><Source Starred Name:Starred><Source Scheduled Name:Scheduled><Source Trash Name:Trash> 文字列を追加し、値として移行元フォルダー名を対応する言語で入力します。例: folderMappings=<채팅보관함:Chats><임시보관함:\Drafts><중요편지함:Important><보내편지함:Sent><스팸함:Spam><별표편지함:Starred><예약됨:Scheduled><휴지통:Trash>

      • フォルダーは、フォルダー名に "/" が含まれるカスタム トップレベル フォルダーである場合、Fly がそのフォルダーがサブフォルダーであるかまたはトップレベル フォルダーであるかを認識できないため、カスタム トップレベル フォルダーを移行できません。

        カスタム トップレベル フォルダーを移行する場合、folderMappings=<Partial name of source folder:Destination folder name> 文字列を追加することができます。

        Fly の プロジェクト > プロジェクト マッピング > マッピング レポートの表示 > 移行エラー タブの順に移動し、移行エラー セクションで失敗したフォルダーのコメントを表示します。コメントにレポートされた移行元のフォルダー名を移行元の値として入力し、移行先フォルダー名として移行元と同じ値を入力します。例えば、移行元の失敗したカスタム トップレベル フォルダー名が [Gmail]/CustomA/testA で、コメントでレポートされたフォルダー名が CustomA である場合、folderMappings=<CustomA:CustomA> と入力します。

        構成した移行先フォルダーが存在しない場合、Fly は移行先にフォルダーを作成します。

        複数の移行元トップレベル フォルダーをマッピングするには、folderMappings=<Partial name of source folder 1:Destination folder name 1><Partial name of source folder 2:Destination folder name 2> の形式で機能文字列を追加します。例: folderMappings=<CustomA:CustomA><CustomB:CustomB>

    • ReservedFolderNames – 移行元アイテムと移行元予約済みシステム カテゴリのカスタム ラベル名が同じである場合は、移行ジョブは失敗となります。移行元アイテムのカスタマ ラベル名が、移行先の予約済みシステム フォルダー名 (カレンダー、タスク、連絡先など) と同じである場合は、アイテムの移行は失敗となります。

      このようなラベルが適用されたアイテムを移行するには、カスタマイズ機能 セクションに 2 件のカスタマ機能を追加することで、移行時にこのようなラベルを記録して、ラベル名にサフィックスを追加することができます。

      ラベルを記録するには、ReservedFolderNames=" " 文字列を追加して、ラベル名を値として入力します。例: ReservedFolderNames=Label1複数のラベル名を追加するには、各サーバー名をセミコロン (;) で区切ります。例: ReservedFolderNames=Label1;Label2;Label3

      RenameLabelSuffix カスタマ機能を構成して、移行中にラベル名に追加されるサフィックスを定義する必要があります。RenameLabelSuffix カスタマ機能の構成方法については、以下の説明を参照してください。

    • RenameLabelSuffix – カスタマ ラベルを記録するための ReservedFolderNames カスタマ機能を構成した後、カスタマイズ機能 セクションに RenameLabelSuffix=" " 文字列を追加することで、移行中にカスタ ラベル名に追加されるサフィックスを定義し、希望するサフィックスを値として入力します。例: RenameLabelSuffix=suffix。移行後、ラベルは ラベル名_サフィックス に名前変更されます。

    • DisableArchiveXAnchorMailboxHeader – アーカイブ メールボックスでの X-AnchorMailbox ヘッダーの使用を無効化するかどうかを定義します。既定では、Fly はアーカイブ メールボックスに特定のヘッダーを使用します。

      アーカイブ メールボックスに対して、特定ヘッダーの代わりに SMTP メール アドレスを使用する場合は、カスタム機能 セクションに DisableArchiveXAnchorMailboxHeader=true 文字列を追加して、この機能を有効にすることができます。

    • EscapeInvalidCharactersInEventLocation – イベント場所に無効な文字が含まれている場合に、それらの特殊文字を削除するかどうかを定義します。

    移行元イベント場所に特殊文字が含まれている場合、イベントの移行は失敗となります。対応していない文字をイベント場所から削除するには、カスタム機能 セクションに EscapeInvalidCharactersInEventLocation=true 文字列を追加します。